「1円単位でワリカンしてくる彼女」にうんざりして別れを告げた男の言い分
デートは割り勘という人は多いと思いますが、困るのが1円単位できっちり分けようとする人。さすがに割り勘派でもここまで細かいとちょっと引いてしまう人もいるでしょう。

警備会社に勤める鈴原幹夫さん(仮名?33歳)が以前交際していた女性がまさにそんなタイプ。「多めに出すよ」「端数分は俺が出すよ」という申し出にも一切応じず、よく支払いの際は揉めていたといいます。
「何事にも限度ってあるじゃないですか。私自身、デートも割り勘という考えには何の異論もないんです。けど、2人で同じ料理をシェアする食事の場合、男性と女性では食べる量も違いますよね。それで多めに払おうとするのですが、それすらも許せないみたいで。
彼女はお金に関しては特に神経質でしたけど、それ以外の部分でもとにかくこちらに対して借りを作りたくないっていうのは感じましたね」
見方によっては、彼女よりも多く食べたのに支払いは同額でラッキーと受け止めることもできますが、そう思うことはできなかったそうです。
「そのうち文句を言われるんじゃないとビクビクしていましたよ。実際、当時の私と彼女では200万円ほどの年収差があったのですが、彼女にとっては割り勘の出費も痛かったのか、そのうち『あなたと食べに行く店はどこも高いのよ!』って言い始めたんです。
一応、収入差があっても割り勘にこだわる彼女に配慮して、たまの外食もリーズナブルな店を選んでいたつもりなんですけどね。そんな調子なので本来であれば楽しいはずの彼女との食事が苦痛に感じるようになったんです」
それで交際から1年半ほどが過ぎた秋のとある夜、意を決して彼女に「別れてほしい」と告げました。

かたくなまでに割り勘にこだわる彼女

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