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「早く結婚しろ」「もっと帰省しろ」と迫る…イラッとする親との付き合い方

「帰省しないと文句を言う」など、些細な負担も注意

新幹線

人によっては帰省が辛いことも…(写真はイメージです、以下同)

 今回の取材前、親子関係について友人などにヒアリングしたところ「母親が心配性すぎる」「自分より兄弟を褒める」「結婚しろと迫られる」「帰省しないと文句を言う」「地元でのUターン就職を望まれる」など、親なら誰もが言いそうな事例を負担として上げる方も多くいました。  こういった毒とは言えないけど、親の勝手な発言はどう接していったら良いかも教えてもらいました。 「何度も申し上げていますが、細かい無神経な発言もあなたが傷ついていればそれは毒です。40代以降になると積み重なって爆発することがあるので気をつけましょう。とにかく境界線を引き、無理な話は断固として断ること。愚痴も聞かないこと。なぜなら、受け止めてしまうとあなたのエネルギーが親に吸い取られる場合があるからです。  絶縁しろとは言いませんが、親を優先するとその分子どもに不調が出るだけです。負担は極力軽くし、場合によっては接触も盆暮れ正月のご挨拶など最低限にとどめましょう」  高橋さんのスタンスは一貫しており、とにかく無理をしないこと。また救済やエネルギーを注ぐ優先順位は「若い順」と明確です。つまり「子ども→自分→夫→親」の順番で優先して守っていくべきなのです。

毒親は実はタフ。子どもよりも自分の幸せ優先

「よく親が理由で結婚生活に問題が生じて離婚する夫婦がいますが、毒親からすると、これは本望だったりします。だって子どもがまた自分の配下に戻ってくるわけですから嬉しいんです。親は不安で人間不信だからこそ、自分の子どもしか信じられません。とはいえ、子どもに依存しているのに子どもが手を引いたら、ちゃっかり別の依存先を見つけていたりもするので、意外とタフなんですよ」  タフな親の例でいえば、お金の無心をする毒親の場合は「お金を渡さないと生活が立ち行かなくなる」など脅しをかける方もいるものの、実は不安からしっかり貯金をしているケースも多いといいます。確かにタフ……こういった場合には、無心をされたら生活保護など国や自治体の支援を受けてもらうなど、覚悟を持って接することが大事だそうです。そうでないと、ご自身の方が先に崩壊しかねないのです。 女性「毒親は親ですが中身は赤ちゃんです。『死ぬ』と訴える親もいますが、意外と死なないのが毒親です。だからこそ、あなたが健康なうちに無理のない範囲で適切な距離を築いておきましょう。  また親族と縁を切りたいとか、すでに切っている方がいる場合も、受け入れてあげて欲しいです。兄弟によって親の接し方や感じ方は全く異なります。例えば姉にとって負担だったものが、妹にはそうでないケースは多々あります。それぞれ適切な関係は異なるので、ぜひ自分が心地よいと感じる距離を見出し、そして関係性を築いて欲しいです」  大げさかもしれませんが、「放っておくと命に関わる」と、取材中高橋さんは何度も訴えます。毒親家庭は、エネルギーの流れが若い方(娘や娘の子ども)へと流れるのではなく、親に吸い取られる構図になっているのだそうです。だから子どもは体調を壊し、毒親はなぜかいつまでも元気という……皮肉なものですが、親との関係に引っかかりを覚える方が、今日から無理のない関係づくりに取り組めると良いなと思うばかりです。 【高橋リエ?カウンセラー】 子供の不登校? 再不登校を経験して、自身が重度のアダルトチルドレンだと気づく。 心理療法を学びながら自身の問題に取り組むうち、現実はすべて意識の現れで、意識が変われば現実も変わると、身をもって確信。「心理相談所 成城カウンセリングサロン」を運営。著書に『気づけない毒親』『お母さん、私を自由にして!』ほかがある。twitter:@takahashi_rie_ <取材?文?イラスト/おおしまりえ>
おおしまりえ
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518
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