その投稿、プライバシー権や肖像権の侵害では? 家族でもアウトです!
今やSNSは生活の一部。撮影した写真や身の回りに起きた出来事を、手軽に大勢の人と共有できるだけに、注意が必要です。
もっとも最近は、友人であってもむやみにプライベート情報を載せる人は少ないかもしれません。では、家族の場合はいかがでしょうか?
たとえば、子どもが初めて彼氏や彼女を家に連れてきた話や、成績が悪かった話などをSNSに投稿することは、子どものプライバシー権の侵害にあたる可能性がありますよ。

プライバシー権は、いまだ公開されていない私生活上の事実で、通常、公開してほしくないと考えるであろう事実が公表された場合に侵害されたと考えられます。
もしその投稿に本人の写真を添付した場合は肖像権の侵害、あるいは子どもの作文が面白いなどとして勝手に投稿すれば、著作権の侵害が認められる可能性だってあります。
仮にあなたのご両親やご兄弟が、あなたのプライベートな情報や写真を勝手に投稿していたら、内容次第ではいやな気持ちになることもあるでしょう。
家族間であっても、無断で情報を公開されたくないという権利は認められますので、事前に了解は取りましょうね。