Beauty

盛りすぎメイク、肌にとっては“四重苦”。ダメな理由を皮膚科医が教える

―花房火月医師インタビュー その1―  40代になると、一気に押し寄せてくる深刻な肌悩みが「シミ」「シワ」「ほうれい線を含むたるみ」ではないでしょうか。
肌

写真はイメージです(以下同じ)

「どの悩みから対処していいかわからない!」という女性のために、はなふさ皮膚科理事長の花房火月(はなふさ?ひづき)医師に対策方法を教えていただきました(以下、コメントはすべて花房医師)。

多くの女性皮膚科医も実践している“三原則”とは

花房火月医師

花房火月(はなふさ?ひづき)医師

「肌の手入れに、一発逆転の特別なテクニックはありません。スキンケアは、『攻め』より『守り』だと思ってください。毎日の小さな積み重ねがトラブルを防ぎ、美肌を築き上げる基礎となるのです。『守り』の中でも最大の効果を発揮するのが、学会で会う多くの女性皮膚科医も実践している、『盛らない、焼かない、こすらない』の三原則です」 「盛らない、焼かない、こすらない」の詳細について順番に聞いてみましょう。

①盛らない~メイクアップを盛りすぎない

「美肌をつくるために大切なことは、メイクアップを盛りすぎないことです。肌トラブルで来院される女性にどんな化粧品を使っているかをたずねると、化粧下地の上にコンシーラー、リキッドファンデーション、パウダーファンデーションを重ね、最後にパウダーをつけてから、チークやアイメイクをするという方が少なからずいます」  こうして盛りすぎることが肌の負担になるのは、4つの原因が考えられるそうです。 メイク「1つめは、重ね塗りをすると肌をこする回数が増えるからです。こすることがどれほど肌によくないかは、『③こすらない』で詳しく説明します。  2つめは、たくさんのメイクアップ製品をつけることによって、かぶれる確率が高まるからです。多くのメイクアップ製品には、すぐ劣化しないように、パラベンなどの防腐剤が含まれています。メイクのアイテム数が1つより2つ、2つよりは3つと増えるほど、肌につける防腐剤の種類は多くなります。  その結果、肌をカビや雑菌などから守ってくれる常在菌を減らし、そのバランスを崩す可能性が高くなる。これが、盛らないほうがいい3つめの理由です。  4つめは、何種類ものメイクアップ製品を塗り重ねると、その分、強いクレンジング剤を使わないと落としきれなくなる点が挙げられます。洗浄力が高くなるほど、肌の保湿成分である皮脂やNMF(天然保湿因子)、細胞間脂質が失われやすくなり、肌のバリア機能を低下させてしまうのです」
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②焼かない~なにがなんでも日焼けしない覚悟を
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